日清戦争~日露戦争前(明治26~明治36/1893~1903)
作詞 不詳
作曲 不詳
先に逸早や台北を
占領をして勇名を
轟かさおし近衛兵
今や進んで新竹の
険を阻んで我が軍を
防ぎ止めんと愚かにも
守備しおける賊共を
一掃なさんその為に
道の嫌悪も事とせず
百度以上の炎熱も
敢えて意とせず奮然と
新竹目掛け進ませつ
雲霞のごとく集いける
数千百の敵兵を
迎えてここに逸早く
最も激しき戦いは
互いに発す大小の
砲煙哨雨と諸共に
見事彼奴等を撃退し
直に乗っ取る新竹城
かかる鋭き我が軍が
破竹の勢い南進に
さすが愚昧の賊原等も
銃器弾薬打ち棄てつ
山また山を打ち登り
渓また渓を打ち渡り
丸びつこけつ一応に
道無き道を走りつつ
彰化県へと逃げのびて
八掛山頂有名の
音に名高き険山に
備えありつる砲台を
また無き物と頼みつつ
最も兵備を巖にして
我が南進の軍隊を
防がんものと努めける
修理に疎き賊原が
身の程知らぬ挙動は
笑止にもまた愚かなり
作曲 不詳
先に逸早や台北を
占領をして勇名を
轟かさおし近衛兵
今や進んで新竹の
険を阻んで我が軍を
防ぎ止めんと愚かにも
守備しおける賊共を
一掃なさんその為に
道の嫌悪も事とせず
百度以上の炎熱も
敢えて意とせず奮然と
新竹目掛け進ませつ
雲霞のごとく集いける
数千百の敵兵を
迎えてここに逸早く
最も激しき戦いは
互いに発す大小の
砲煙哨雨と諸共に
見事彼奴等を撃退し
直に乗っ取る新竹城
かかる鋭き我が軍が
破竹の勢い南進に
さすが愚昧の賊原等も
銃器弾薬打ち棄てつ
山また山を打ち登り
渓また渓を打ち渡り
丸びつこけつ一応に
道無き道を走りつつ
彰化県へと逃げのびて
八掛山頂有名の
音に名高き険山に
備えありつる砲台を
また無き物と頼みつつ
最も兵備を巖にして
我が南進の軍隊を
防がんものと努めける
修理に疎き賊原が
身の程知らぬ挙動は
笑止にもまた愚かなり
PR