忍者ブログ
日清戦争~日露戦争前(明治26~明治36/1893~1903)
* admin *
[58]  [57]  [56]  [55]  [54]  [53]  [52]  [51]  [50]  [49]  [48
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

作詞 永井建子
作曲 永井建子

露営の夢を土城子に
結びもあえず夜の霜
解けかかりたる革帯を
締め直しつつ起ち上がり
明け残りたる月影に
前を臨めば水師営
砲塁高く山々を
連ねて待てる旅順兵

待ちに待ちたるこの朝を
二十一日この朝を
最後となして我進む
砲弾雨注のその中を
硝煙地雷のその中を
縦横無下に馳け巡り
突貫なせばたちまちに
難なく陥つる敵の塁

逃ぐるが勝ちと敵兵が
振り向く後ろに日本刀
前は即ち渤海の
船路操り危うくも
跡白波と落ち行けば
またも撃ち出す村田銃
窮鼠かえって猫を噛む
力もいかであらばこそ

彼が金城鉄壁と
頼みきったる砲台も
端なく落ちて傲頑の
支那も眠りや覚めにけん
夜寒を語る暁の
風心地よく翻る
御旗仰げば尊くも
大日本の旅順口
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧可     
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
BACK HOME NEXT
ブログ内検索
忍者ブログ // [PR]

template ゆきぱんだ  //  Copyright: 日清戦争 All Rights Reserved