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日清戦争~日露戦争前(明治26~明治36/1893~1903)
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作詞 不詳
作曲 不詳

国に事変のありつるは
人に疫病のあるごとし
かの朝鮮の閔族は
秘かに清と意を通じ
清も好機と思いしに
日本はこれを看破なし
義心をもって責めしかば
国王殿下も御感あり
初めて暗夜に燈火を
得たる心地と宣いつ
善後の策と講ぜんと
大院君にまず使者を
馳せて迎うる事となり
大院君も旨を得て
直に登城なさんにも
要路に遮る者あるは
これ必定と予知すらく
日本公使を頼りつつ
護衛の依頼ありにしぞ
大鳥公使は快く
これを承諾擁護しつ
列を整え静々と
京城差して進み行く
思うに違わず韓兵は
予ねて用意やしたりけん
閔族共の指揮を受け
突然こちらに発砲す
これぞ明治の二十七
一月二十三日なり
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