作詞 梅村痴耕
作曲 不詳
昔豊公朝鮮を
攻め給いたるその折に
明兵大挙二十万
我が兵僅か四五千騎
敵よ比べて九牛の
一毛だにも足らぬ兵
その小勢にて大軍を
殺し尽くせし戦にも
劣らぬ程の我が勝利
聞くもなかなか勇ましし
豊島沖の海戦に
凱歌奏せし間もあらず
我が陸兵のつわものに
牙山の敵を討たんとて
進みかかれば敵兵も
予ねて期したる事なるか
釣瓶放しの砲戦に
暫時に拒ぎ守りしが
遂に護りを失いて
皆散り散りとなりにける
この時我が軍勝ちに乗り
殺傷殆ど算も無く
武器さえ多く分捕りて
高く凱歌を奏しける
奮えや勇め
我が海陸の猛兵よ
この機に乗じたちまちに
北京城へ攻め入りて
城下の盟約促して
我が帝国の比び無き
武威と稜威を輝かせ
武威と稜威を輝かせ
作曲 不詳
昔豊公朝鮮を
攻め給いたるその折に
明兵大挙二十万
我が兵僅か四五千騎
敵よ比べて九牛の
一毛だにも足らぬ兵
その小勢にて大軍を
殺し尽くせし戦にも
劣らぬ程の我が勝利
聞くもなかなか勇ましし
豊島沖の海戦に
凱歌奏せし間もあらず
我が陸兵のつわものに
牙山の敵を討たんとて
進みかかれば敵兵も
予ねて期したる事なるか
釣瓶放しの砲戦に
暫時に拒ぎ守りしが
遂に護りを失いて
皆散り散りとなりにける
この時我が軍勝ちに乗り
殺傷殆ど算も無く
武器さえ多く分捕りて
高く凱歌を奏しける
奮えや勇め
我が海陸の猛兵よ
この機に乗じたちまちに
北京城へ攻め入りて
城下の盟約促して
我が帝国の比び無き
武威と稜威を輝かせ
武威と稜威を輝かせ
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作詞 不詳
作曲 不詳
遥か彼方の海の上に
輝く光の浮き沈み
夜目には定かに見えねども
これぞ連合艦隊の
大連湾を船出して
栄城湾に舵を取り
向かえるものと知られたり
二十余艘の運送船
佐久間中将その外の
兵士共を乗せて行く
隊列正しき有様は
実に壮なり勇ましし
湾内狭しと進み入る
第四遊撃隊よりは
陸戦隊を組織して
上陸せんと構えたり
この時敵は野戦砲
四門備えて防戦を
試みつれば我が兵は
艇砲たちまち応戦し
艦隊よりも砲撃を
試みつれば敵兵は
支え難しと思いけん
散りて影無しつわものの
陸戦隊は一兵も
傷付く事もあらずして
上陸するを得たりけり
敵は逸早逃れてか
栄城湾内只一の
敵頑とても響かざり
暫しの間敵情と
窺いたれど抵抗の
さまは見えあるあわれさよ
草木の音にも心置く
敵は逃れて跡もなし
栄城湾の大勝利
作曲 不詳
遥か彼方の海の上に
輝く光の浮き沈み
夜目には定かに見えねども
これぞ連合艦隊の
大連湾を船出して
栄城湾に舵を取り
向かえるものと知られたり
二十余艘の運送船
佐久間中将その外の
兵士共を乗せて行く
隊列正しき有様は
実に壮なり勇ましし
湾内狭しと進み入る
第四遊撃隊よりは
陸戦隊を組織して
上陸せんと構えたり
この時敵は野戦砲
四門備えて防戦を
試みつれば我が兵は
艇砲たちまち応戦し
艦隊よりも砲撃を
試みつれば敵兵は
支え難しと思いけん
散りて影無しつわものの
陸戦隊は一兵も
傷付く事もあらずして
上陸するを得たりけり
敵は逸早逃れてか
栄城湾内只一の
敵頑とても響かざり
暫しの間敵情と
窺いたれど抵抗の
さまは見えあるあわれさよ
草木の音にも心置く
敵は逃れて跡もなし
栄城湾の大勝利