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日清戦争~日露戦争前(明治26~明治36/1893~1903)
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作詞 不詳
作曲 不詳

鍬を持つ手に鉄砲持って
花の仙台出たのは去年
長野逗留広島街で
欠伸交じりの小言も出たが
やがて船出は宇品の港
これが故郷の見納めなるぞ
船の中から首差し出せば
煙のようだが山々の影

どうせ死ぬのに何要るものか
さんさしぐれを歌って死ねや
骨と髪とが故郷に行かば
家でかかめが鼻高かろう
さあさやれやれ突貫攻撃
弾は霰と飛んでは来たが
何の因果か当たってくれず
露営舎営に風邪さえ引かず
豚と芋とで豚のよに肥えた

夕べかかから手紙が着いた
家の倅は学校通い
村の娘っ子がお嫁に行った
ブリキ喇叭を五銭で買って
次男は毎日喇叭吹く
吹いた喇叭を夢に見て
今朝の喇叭で目が覚めた
目が覚めたヤンレー
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